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栗原筑前守信秀 慶応四年正月日
Kurihara Chikuzen no kami Nobuhide A.D.1868

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K]Jyuyo Token No.31

栗原筑前守信秀 慶応四年正月日Kurihara Chikuzen no kami Nobuhide A.D.1868
  • 銘文:栗原筑前守信秀 慶応四年正月日
  • Sign:Kurihara Chikuzen no kami Nobuhide A.D.1868
  • 種別:白鞘刀 Katana and Shirasaya
  • 寸法:2尺4寸5厘(72.8cm)反り1.8cm 元幅3.1cm先幅2.3cm元重0.6cm
  • 時代:江戸時代後期ー武蔵国(東京都)
  • 価格:御売約済み Sold Out

清麿一門、第一の高弟と名高い、栗原信秀の重要刀剣指定作品。
栗原信秀は文化12年(1815年)、越後国に生まれ、嘉永3年江戸に出て清麿門に入り刀鍛冶となった。慶応元年に筑前守を受領、同3年まで大阪に滞在し作刀を行っている。その技量は清麿一門中最も卓越しており、師清麿に迫る出来映えを示すと評価されている。
本作は身幅広く、鎬幅が狭く、やや先反りつき、切先のふくらが枯れた清麿一門の得意とした鋭い体配を示し、地鉄は板目に流れ肌交じり、地景良く入り、刃文、互の目乱れ、所々角がかり、足長く入り、その先を切るように強く長い金筋・砂流しがかかり、帽子乱れ込んで先さかんに掃きかけて深く返っている。常の同作に比べ手持ちが重く堂々とした体配に、刃中よく沸づき匂口明るい円熟した作域を示しており、同作者研究の第一人書「栗原信秀の研究」にて紹介され、流石の迫力に満ちた同作中傑出の一振りである。
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