刀剣

帝室技芸員 月山貞一時八十一歳謹作(花押) 大正五年十二月吉日 陸軍省依御下命 大正聖帝御即位奉祝紀念御献上御太刀余鉄
Gassan Sadakazu Pair of memorial sword for Taisho Emperor Enthronement Spetial order from War Department A.D.1916

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣[N.B.T.H.K]Hozon Token

帝室技芸員 月山貞一時八十一歳謹作(花押) 大正五年十二月吉日 陸軍省依御下命 大正聖帝御即位奉祝紀念御献上御太刀余鉄Gassan Sadakazu Pair of memorial sword for Taisho Emperor Enthronement Spetial order from War Department A.D.1916
  • NO.685
  • 銘文:帝室技芸員 月山貞一時八十一歳謹作(花押)
    大正五年十二月吉日
    陸軍省依御下命 大正聖帝御即位奉祝紀念御献上御太刀余鉄
  • Sign:Gassan Sadakazu
    Pair of memorial sword for Taisho Emperor Enthronement
    Spetial order from War Department A.D.1916
  • 伝来:閑院宮家伝来品
  • History:From Kanin no Miya Family
  • 種別:白鞘太刀 Tachi and Shirasaya
  • 寸法:2尺2寸3分(67.5cm)反り1.9cm 元幅2.7cm 先幅1.8cm 元重0.6cm
  • 時代:大正ー摂津国(大阪府)
  • 価格:¥3,000,000

月山は建久頃(平安時代後期)に出羽国月山の霊場に住んだ鬼王丸を祖とすると云われ、以来、月山のふもとでは刀鍛冶が栄え、その後、月山銘は室町時代後期には全国に広まり、この刀工集団を「月山鍛冶」という。その後、江戸時代後期に、一門の弥八郎貞吉(月山貞吉)は大阪に移住しその養子の弥五郎貞一(初代貞一)は月山に特徴的な「綾杉肌」を復元して、明治39年には当時刀鍛冶としては最高の名誉である「帝室技芸員」に任命され、宮内省御用刀匠となる。
初代月山貞一は特に彫物の名手としても有名で彼以降歴代の月山鍛冶の作品に刀工彫という新たな境地を開拓した。また、五ヶ伝を上手に使い分ける器用な鍛冶で、幕末から廃刀令後の明治時代にかけての刀匠には不遇な時代に一人奮起し一時代を築いた巨匠である。
本作は月山貞一が陸軍省の以来で大正天皇の即位式に天皇陛下の佩刀を製作する名誉を授かった貞一がその玉鋼をもって、桓武天皇の御代、大神宮(伊勢神宮)より天皇家に遣わされ、後に明治天皇に献上され、皇室御物となった名宝「小烏丸」を写した鋒両刃造の作品である。
さすがに地刃清涼に澄み、格調高く仕上げられた名品であり、付帯した古鞘、箱書より、陸軍省の依頼により製作され、当時、元帥陸軍大将の任に当たっていた載仁親王、閑院宮家に送られ同家に伝来したことが伝えられている。

kan

all

sira1

Return Top