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新々刀大鑑所載品 於東都左行秀造之
Sa Yukihide korewo Tsukuru Oite Touto

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣[N.B.T.H.K] Hozon Token

新々刀大鑑所載品 於東都左行秀造之Sa Yukihide korewo Tsukuru Oite Touto
  • 銘文:於東都左行秀造之 慶応元年三月日
  • Sign:Sa Yukihide korewo Tsukuru Oite Touto A.D.1865
  • 種別:白鞘刀 Katana and Shirasaya
  • 寸法:2尺2寸1分(67.2cm)反り1.1cm 元幅3.4cm 先幅2.5cm 元重0.6cm
  • 時代:幕末期ー土佐国(高知県)
  • 価格:御売約済み Sold Out

幕末期、土佐藩の名工、左行秀の作品。
左行秀は筑前左文字39代目を自ら任じ、細川正義の門人、清水久義に鍛刀の技を学び、安政2年に土佐藩工となった。慶応3年板垣退助との不和がもとで、江戸から土佐に帰り、この頃より「東虎」と銘している。新々刀上々作に数えられ、土佐国を代表する名工である。
その作風は、豪壮な造込みに、刃文、匂口非常に明るく、匂の上に丁寧に沸を敷いて独特の美しい作風を示している。本作は新々刀大鑑にて紹介された名品で、小板目よくつんだ鍛えに、杢交じり、地沸微塵に良くついて、刃文、大互の目乱れ沸づき、金筋・砂流し盛んにかかり、帽子沸崩れて火焔の如く返るなど、刃中の働きが豊富で覇気に優れ、地刃明るく冴え渡っている点が特筆される佳作である。
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