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国広
Kunihiro

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K] Jyuyo Token

国広Kunihiro
  • 銘文:国広
  • Sign:Kunihiro
  • 種別:白鞘脇差 Wakizashi and Shirasaya
  • 寸法:1尺6分(32.3cm)反り0.2cm 元幅3.3cm 元重0.6cm
  • 時代:江戸時代前期ー山城国(京都府)
  • 価格:御売約済み Sold Out

江戸時代初期、京都にて新刀屈指の名門を作り上げた名工、堀川国広の重要刀剣指定作品。
国広はもと九州日向の伊藤家に仕えた武士で、同家が没落した後諸国を遍歴しつつ各地で作刀した。慶長四年(1599)以後は京都一条堀川に定住し、多くの優れた弟子を育て十九年に没したといわれている。彼の作風は概ね二様に大別され、堀川定住以前の作(天正打と呼称)には、末相州や末関風のものがみられ、定住後の作(慶長打と呼称)は、それらのものと作風を異にして、相州上工に範をとったと思われる物が多い。
この脇差は、幅広、寸延びで、重ねが厚い平身の形状で、慶長期の時代色を反映した姿を示し、鍛えは板目に杢、板目肌を交じり、肌立ってザングリとした堀川もの特有の肌合に、地沸微塵に厚くつき、地景が細かによく入っている。刃文は直調に細かな金筋・砂流しを交えて、匂口明るく良く冴えている。国広の作中でもここ迄豪壮で覇気に溢れた作刀は過去経眼がなく、まさに同作中の傑作である。
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