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D098 笹間良彦著「日本の名兜」「日本甲冑大鑑」所載品 兜 鉄錆地十六間筋兜鉢 銘 「長曽祢橘利宗花押」
Kabuto Tetsusabiji 16ken Suji kabutohachi Sign [Nagasone Tpshimune]

鑑定書内容:社団法人 日本甲冑武具研究保存会 甲種特別貴重資料 Certificate:Japan Kacchubugu Research and preservation Koushu Tokubetus Kichou No.974

D098 笹間良彦著「日本の名兜」「日本甲冑大鑑」所載品 兜 鉄錆地十六間筋兜鉢 銘 「長曽祢橘利宗花押」Kabuto Tetsusabiji 16ken Suji kabutohachi Sign [Nagasone Tpshimune]
  • No.:D098
  • 笹間良彦著「日本の名兜」「日本甲冑大鑑」所載品
    兜 鉄錆地十六間筋兜鉢
    銘 「長曽祢橘利宗花押」
    Kabuto Tetsusabiji 16ken Suji kabutohachi
    Sign [Nagasone Tpshimune]
  • 江戸時代 17th Century
  • 価格:御売約 Sold Out

江戸時代初期、長曽祢派の甲冑師、利宗の作品。
長曽祢派は越前の甲冑師であるが、江戸時代に入って江戸に住したと伝えられ、その後の消息はわからない。刀剣製作で著名な長曽祢興里入道乕徹はこの系統の甲冑師であったのが刀鍛冶に転向したと伝えられて有名であり、興里作の兜及び小田篭手の在銘の作品が残されている。本作は穏やかな造形の兜で、16枚の鉄板を均等の幅で引き合わせて黒漆塗りとしたもので、天辺は玉縁、透菊の抱花、小刻、菊座、丸座を重ね、眉庇は古式の形で藻獅子の絵革に菖蒲革の小縁りを伏縫し、鋲を3個ずつ3カ所に打ち、覆輪をめぐらせている。鉄黒漆塗りのしころが一の板のみ残存している。長曽祢はの在銘作の遺例は非常に少なく、笹間良彦著「日本の名兜」にて紹介された、資料的にも貴重な名兜である。
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