新刀

清人作之 元治元年八月吉日
神津伯押形所載品
Kiyondo A.D.1864

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

清人作之 元治元年八月吉日 神津伯押形所載品 Kiyondo A.D.1864
  • No.:E004
  • 銘文:清人作之 元治元年八月吉日
  • Sign:Kiyondo A.D.1864
  • 種別:拵付脇差 Wakizashi and Mounting
  • 寸法:1尺8分強(32.7cm)反り0.0cm 元幅2.9cm元重0.6cm
  • 江戸時代後期 19th Century
  • 価格:御売約 Sold Out(JPY)
  • 神津伯押形所載品
 源清麿の高弟、斉藤清人の作品。源清麿の弟子、清人は、嘉永7年、師清麿の自刃により修業期間は2年余りであったが、よく学び師風を見事に受け継いでいる。その後、師清麿の残した刀債を積年を経て完済したことが高潔の人として清人の名をまたいっそう高らしめている。慶応3年に豊前守を受領、その後、江戸と郷里とを行き来しながら作刀した。彼の作風は、師風を受け継いだ乱れ刃と、清人独自の大和伝の直刃との両様がある。本作は前者の好例であり、鍛えは板目に杢を交えて肌立ち、地沸厚くつき、地景細やかに入り、刃文は頭の丸い互目調に沸よくつき、金筋・砂流し等さかんに交え、覇気に富み、師清麿と見まがうばかりの素晴らしい出来口を示しており、清人のまさに傑作といえる優品である。
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