古刀

備州長船住景光
Bishu Osafune jyu Kagemitsu

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

備州長船住景光Bishu Osafune jyu Kagemitsu
  • NO.594
  • 銘文:備州長船住景光 元弘三年三月八日
  • Sign: Bishu Osafune jyu Kagemitsu A.D.1333
  • 種別:白鞘短刀 Tanto and Shirasaya
  • 寸法:7寸4分強(22.6cm)反り0.0cm 元幅2.1cm 元重0.5cm
  • 時代:鎌倉時代後期ー備前国(岡山県)
  • 価格:御売約 Sold Out

鎌倉時代後期、備前国長船派、3代目当主景光の短刀。
備前国長船派の景光は2代目当主長光の子で、3代目に当り、その制作年代は鎌倉時代後期の嘉元から建武(1303年1336年)の約30年にわたり、同派の近景とほぼ同時代ですこしく先輩と見られている。その作風は父である長光ほどに華やかなものは少なく、全般に直刃仕立てに互の目を交えて逆がかるものや片落ち互の目を主調に焼いており、概ね穏やかな出来口となる。特に鍛えの良さに於いては父を凌ぐ程の上作がまま見られる事で名高い。
本作は僅かに内反りの上品な姿に、刃文、匂出来の片落ち互の目を焼き、地鉄に乱れ写りがたち、草の倶利伽羅に梵字の彫り物を添えた景光の典型的な作風を顕示した優品であり、かつ元弘の年紀が添えられている点も頗る貴重である。all alls kansira2

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