刀剣界ニュース

黄金期を迎える直前の全刀会

全国美術刀剣会(略称「全刀会」)の前身である十六日会は、昭和四十年十月十六日に発足。二カ月の活動の後に、中宮敬堂翁の提案により、字音を共通す
る「寿じゅろく禄会」に名を変え、さらに四十三年には全国美術刀剣会と改名した。
 代表者は日本刀剣・伊波富次郎氏、会場は東京美術倶楽部である。
全刀会は会員全員が出資する、いわゆる「共同会」として現在に至り、その活動期間は間もなく五十年となる。
 掲出の写真は、その全刀会の第一回目の旅行大会における、参加者の記念集合写真である。昭和四十一年八月十六日。場所は、箱根の塔ノ沢にある環翠楼。
 この全刀会誕生の数年後には、日本の国力は大躍進することとなり、歩みを共にする刀剣会は黄金期を迎える。
 既に鬼籍に入られた方が多いが、今日の刀剣会に及ぼした影響は大きい。
 この第一回旅行会には、参加者の約三分の一が招待者であるため、本文において一部に正確なお名前を特定して記すことが困難であった。行き届かぬ点はお許し願いたい。(齋藤隆久)

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