刀剣界ニュース

高槻市立しろあと歴史館 「侍アート・甲冑.戦国甲冑と兜の魅力」が盛況

三月十五日から五月十一日まで、大阪府の高槻市立しろあと歴史館で「侍アート・甲冑〜戦国甲冑と兜の魅力〜」展が開催された。一般社団法人日本甲冑武具研究保存会近畿支部が協力し、展示品の多数を会員が提供した。会期中は連日、入場者が絶え間なく、見応えのある展覧会と好評だった。図録も発行され、定価五百円ながら、とても充実した内容だった。

 「甲冑を楽しむ」と題する連続講座も企画され、四月六日には「自宅で楽しむ甲冑」(千田康治学芸員)、同十三日には「変わり兜のおもしろさ」(須藤茂樹四国大学講師)の講演があった。また五月五日には、こどもの日イベントとして「ほんものを着てみよう!」「色紙カブトづくり」が行われ、家族連れで賑わっていた。
 
なお、四月十九・二十日には日本甲冑武具研究保存会の総会が同市・山水館で開催され、しろあと歴史館の見学会も行われた。
(猿田慎男)

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