新刀

信秀 明治六年一月三十日 摹東大寺正倉院宝剣
Kurihara Nobuhide

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

信秀 明治六年一月三十日 摹東大寺正倉院宝剣Kurihara Nobuhide
  • NO.629
  • 作者:栗原信秀
  • Maker:Kurihara Nobuhide
  • 銘文:明治六年一月三十日 信秀 摹東大寺正倉院宝剣
  • Sign:A.D.1873 Nobuhide Copy of Treasure Sword in Todaiji Shosoin 
  • 種別:白鞘大刀 Tachi and Shirasaya
  • 寸法:2尺2寸5分(68.0cm)反り0.6cm 元幅 2.2cm 先幅 1.2cm 元重0.7cm
  • 時代:江戸時代後期ー武蔵国(東京都)
  • 価格:御売約 Sold Out

江戸の清麿一門中、第一の高弟と名高い栗原信秀の作品。
栗原信秀は文化12年(1815年)、越後国に生まれ、嘉永3年江戸に出て清麿門に入り刀鍛冶となった。慶応元年に筑前守を受領、同3年まで大阪に滞在し作刀を行っている。その技量は清麿一門中最も卓越しており、師清麿に迫る出来映えを示すと評価されている名工である。
本作は現存稀な同作による直刀で、銘文からわかる通り東大寺の正倉院に保存されている宝剣を写したものである。東大寺の倉庫として聖武天皇・光明皇后ゆかりの品をはじめとする数々の美術工芸品を収蔵していた正倉院は明治になって新政府の管理下におかれ大修繕が行われている。信秀はこの時に正倉院秘蔵の名品を拝見する機会に恵まれたと思われ、その制作を試みたのであろうか。定期的に式年遷宮が行われる伊勢神宮の直刀写しはまま見られるが、本作のごとく東大寺正倉院の宝刀を写したものは極めて稀であり、大変貴重な作品で、同作の研究書、「栗原信秀の研究」でも紹介された珍品である。

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