刀剣

備前介藤原宗次 文久四年二月日
Bizen no suke Fujiwara Munetsugu

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

備前介藤原宗次 文久四年二月日Bizen no suke Fujiwara Munetsugu
  • No.A648
  • 銘文:備前介藤原宗次 文久四年二月日
  • 切付銘 : 天下無敵 臨兵闘者皆陣列在前 智仁勇 切りむすふ刃の下ハ地こくなり身を捨て社浮む瀬もあり
  • Sign:Bizen no suke Fujiwara Munetsugu A.D.1864
  • 種別:白鞘刀 Katana and Shirasaya
  • 寸法:2尺3寸9分半(72.7cm)反り1.2cm 元幅 3.4cm 先幅2.5cm 元重0.8cm
  • 時代:江戸時代後期ー武蔵国(東京都)
  • 価格:¥4,000,000(JPY)

宗次は1803年奥州白河に生まれ、加藤綱英に師事したと伝えられている。藩が勢州桑名へ移封後は、江戸に住して桑名藩工として活躍した。弘化二年、備前介を受領。作風は一貫して備前伝であり、地鉄のよくつんだ綺麗な鍛えに、匂勝ちの丁字乱れを焼いて成功している。
本作は豪壮な姿態を旨とする幕末の作中でも目立って身幅広く、重ね厚く、大切先の強靭な体配を示し、地鉄、小板目つみ、地沸が微塵についた鍛えに、刃文は互の目乱れを主張に角張る刃、尖り刃等が交じり、匂勝ちに規則正しく刃を交えて華やかな作風を示した優品である。常の作に比べて特別に重厚で豪壮な体配や、九字護身法、三徳、そして柳生石舟斎宗厳の残した武術の極意を切りつけさせた注文からは、幕末の世相に決死の覚悟を決めた侍の願いと意気込みとを窺わせる。豪刀とはまさに本作のことである。

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