古刀

城州住埋忠作 天正十八年三月日
Jyoushu jyu Umetada saku A.D.1590

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K]Juyo Token No.24

城州住埋忠作 天正十八年三月日Jyoushu jyu Umetada saku A.D.1590
  • No.A639
  • 銘文:城州住埋忠作 天正十八年三月日
  • Sign:Jyoushu jyu Umetada saku A.D.1590
  • 種別:白鞘短刀 Tanto and Shirasaya
  • 寸法:7寸6分(23.2cm)反り 内反り 元幅 2.0cm 元重0.6cm
  • 時代:桃山時代ー山城国(京都府)
  • 価格:御売約 Sold Out


江戸時代初期に山城国で活躍した埋忠明寿の重要刀剣指定作品。
明寿は新刀を代表する刀工の一人であるが、同時に金工、刀身彫刻においても非凡なる才能を発揮した名人である。この短刀は古来、明寿の前期作として珍重されており、同じく「城州埋忠作」と特殊な彫銘で記された作品が、天正十六年(1588年)、十九年および文禄二年(1593年)と僅か4振り残されている。同行の研究上欠かすことのできない大変貴重な資料である本作は明寿32歳の作品で、大らかにのたれた刃文や簡素ながらにしまった彫物もよく調和して地刃ともに優れた出来口を示している。

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