刀剣

粟田口藤四郎吉光 
 Awataguchi toushirou Yoshimitsu

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K] Juyo Token No.20

粟田口藤四郎吉光   Awataguchi toushirou Yoshimitsu
  • NO.A652
  • 銘文:吉光
  • Sign:Yoshimilsu(Awataguchi)
  • 種別: 白鞘短刀 Tanto and Shirasaya
  • 寸法:7寸3分(22.2cm)反り 内反り 元幅1.9cm  元重0.5cm
  • 時代:鎌倉時代ー山城国(京都府)
  • 価格:どうぞお問い合わせください。


鎌倉時代、山城国で活躍し、史上随一の短刀の名手として名高い藤四郎吉光の重要刀剣指定作品。
藤四郎吉光は京都粟田口派の刀工で、新藤五国光と並んで短刀の名手として知られ、また江戸時代には正宗・江と共に「天下三作」と称され、特に三者の筆頭として挙げられ最も珍重された天下の名工である。数多くの作品が名物として大大名の所蔵するところとなり、4点が国の国宝に、9点が重要文化財に指定されている。
本作は軽く内反りついた上品な姿に、刃文、小沸出来の直刃を焼き、匂口締まりごころにふくらの刃を細くし、帽子小丸に綺麗に返る。地鉄は小板目肌つみ、淡く沸映りたち、護摩箸の彫物を棟よりに彫るなど同作の典型的な作域を示している。青く澄んだ美しい地鉄に上品な姿は流石の完成度を誇っており、短刀の一つの到達点を見る思いである。加えるに吉光の作品はその多くが名物に指定され著名であるが、傷一つなく、本間薫山氏曰く「正真の典型である」と述べられたごとく健全な茎、銘文を示し、生茎穴一で残された作品はすこぶる貴重であり、まさに文句のつけようがない大名品である。

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