刀剣

堀川国広
Kunihiro Horikawa

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K] Juyo Token No.49

堀川国広Kunihiro Horikawa
  • No.654
  • 銘文:国広(堀川)
  • Sign:Kunihiro(Horikawa)
  • 種別:白鞘脇差 Wakizashi and Shirasaya
  • 寸法:1尺3寸1分(39.7cm)反り0.7cm 元幅 3.1cm 先幅2.9cm 元重0.5cm
  • 時代:江戸時代初期ー山城国(京都府)
  • 価格:¥8,000,000(JPY)

江戸時代初期、京都にて新刀屈指の名門を作り上げた名工、堀川国広の重要刀剣指定作品。
国広はもと九州日向の伊藤家に仕えた武士で、同家が没落した後諸国を遍歴しつつ各地で作刀した。慶長四年(1599)以後は京都一条堀川に定住し、多くの優れた弟子を育て十九年に没したといわれている。彼の作風は概ね二様に大別され、堀川定住以前の作(天正打と呼称)には、末相州や末関風のものがみられ、定住後の作(慶長打と呼称)は、それらのものと作風を異にして、相州上工に範をとったと思われる物が多い。
この脇差は、表を切刃造、裏を鎬造にした珍しい片切刃造の脇差で、身幅広く、大切先な慶長新刀らしい豪壮な体配を示し、鍛えは板目に杢を交え、肌立ってザングリとした堀川もの独特の肌合いに、刃文は浅いのたれに細かに金筋・砂流しを交え小さな飛び焼きを交えるなど古色のある作域を示しており、作域の広い堀川国広の一作風を示した優品である。

 

 

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