刀剣

古青江 助次
Ko Aoe Suketsugu

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K] Juyo Token No.8

古青江 助次 Ko Aoe Suketsugu
  • NO.A671
  • 銘文:助次(古青江)
  • Sign : Suketsugu (Ko-Aoe)
  • 種別:拵付太刀 Tachi and Mounting
  • 寸法:2尺3寸7分(71.8cm)反り 1.8cm 元幅 2.9cm 先幅 1.8 cm  元重0.7cm
  • 時代:鎌倉時代ー備中国(岡山県)
  • 価格:¥10,000,000 (JPY)  

鎌倉時代、備中国青江派、助次在銘の重要刀剣指定作品。
備中国青江派は平安時代、承安頃(1171年〜)の安次を祖として始まると伝え、以後南北朝時代後期に至るまで大いに繁栄した。同派の作品で平安末から鎌倉時代中期頃までの作品を「古青江」、それ以降南北朝期にかけてまでのものを「青江」と呼称しており、古青江の代表的な刀工としては、守次、為次、貞次、恒次、そして本作の助次等がおり、その多くが「次」の字を通字としている。
助次は2点が国の重要美術品に認定されている名工で、古青江中最古の年紀作(正和元年六月日)が存在し、同名で数代存在したと伝えられているが本作の銘振りのものが最も古いと云われている。
本作は僅かに区を送りながらも生茎を残して実に姿がよく、地には杢目が目立ってやや肌立つ、いわゆる「縮緬肌」となり、刃文は匂出来の締まった小乱れを焼き、仔細に見ると、足・葉、金筋・砂流しなどの働きを密に交え、帽子すぐに小丸にかえってやや掃きかけるなど、古青江物の典型的な作柄をよくあらわしており古雅な味わいに溢れた名刀である。拵は江戸時代に制作された黒蝋色塗打刀拵で、仙台伊達家の藩工である渋谷安房在銘の金具を用いた格調高い逸品である。

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