刀剣

左行秀(花押) (梵字)越智勝好帯 
Sa Yukihide Order From Ochi Katsuyoshi

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K] Juyo Token No.16

左行秀(花押) (梵字)越智勝好帯 Sa Yukihide  Order From Ochi Katsuyoshi
  • No.A667
  • 銘文:左行秀(花押) (梵字)越智勝好帯
  • Sign:Sa no Yukihide (seal) Owned by Ochi Katsuyoshi
  • 種別:白鞘刀 Katana and Shirasaya
  • 寸法:2尺3寸7分(71.9cm)反り1.3cm 元幅3.3cm 先幅2.1cm 元重0.7cm
  • 時代:幕末期ー土佐国(高知県)
  • 価格:¥10,000,000(JPY)

幕末期、土佐藩の名工、左行秀の作品。
左行秀は豊永久兵衛といい、筑前左文字の末孫と称し、江戸に出て細川正義の門人、清水久義に鍛刀の技を学び、卓越した技量を示して安政2年に土佐藩山内家の藩工となった。後に再び江戸に上がり、深川砂村の土佐藩邸に居所を構えて作刀したが、慶応3年、板垣退助との不和がもとで土佐に帰り、この頃より「東虎」と号している。彼の作刀は明治3年で終わり、明治20年に没している。新々刀上々作に数えられ、土佐国を代表する名工である。
彼の作風は、長寸で豪壮な造込みに、刃文、匂口の非常に柔らかく、明るい広直刃に金筋・砂流しを交えて丁寧に沸を敷いた独特の美しい作風を示している。本作は上記に述べた彼の得意とした作風をよく示しながら、特に刃肉豊かにつき、大切先となって豪壮な体を示し、刃文、沸出来の柔らかな広直刃に互の目足入り、金筋・砂流しを交えて地刃明るく冴え渡っている点が特筆される同作中の優品である。「越智勝好帯」と添えられた銘文より注文により特別に鍛えら注文打ちであったことがわかり、流石に出来優れた名品である。
※「左行秀と固山宗次その一類 片岡銀作著」所載


 

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