刀剣

無銘 兼長 
Mumei Kanenaga

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K] Juyo Token No.53

無銘 兼長   Mumei Kanenaga
  • A679
  • 銘文:無銘(兼長)
  • Sign:Mumei(Kanenaga)
  • 種別:白鞘刀 Katana and Shirasaya
  • 寸法:2尺3寸6分(71.6cm)反り1.6cm 元幅3.2cm 先幅2.4cm 元重0.7cm
  • 時代:南北朝時代ー備前国(岡山県)
  • 価格:¥5,500,000

南北朝時代、備前国長船派、兼長の作と伝わる作品。
兼長は相伝備前といわれる南北朝期の備前鍛治の中で、兼光と並び優れた作品を残した長義の門と伝えられる刀工で、現存する在銘作は極めて少なく、その代表作としては重要美術品認定貞治二年紀(1366年)の脇差や上田主水の厳島神社本納品などが知られている。地刃が非常に激しく沸づき、働きが豊富で、師である長義の作風に近似しながらもそれ以上に相州伝が強調された出来口を示したものが多く見られる。
本作は身幅が広く、大切先で重ねが厚く、平肉が豊かについた堂々たる体配を示し、地鉄、板目に少しく流れ肌を交えて地沸が厚くつき、刃文は腰の開いた互の目に尖り刃などが入り混じり、足、葉がしきりに入るなど、多くの見所を備え、地刃共に健全で保存状態が良好な優品である。

 

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