甲冑武具

黒漆塗本小札紅糸威二枚胴童具足
Warabe Gusoku for Hosokawa Family

鑑定書内容:社団法人 日本甲冑武具研究保存会 重要文化資料
Certificate:Japan Kacchubugu Research and preservation Juyo bunka shiryo

黒漆塗本小札紅糸威二枚胴童具足Warabe Gusoku for Hosokawa Family
  • No.D113
  • 黒漆塗本小札紅糸威二枚胴童具足
  • Kurourushi nuri Honkozane Kurenai ito odoshi Nimaidou Warabe Gusoku
  • 江戸時代中期 17th Century
  • 価格:¥15,000,000

江戸時代中期に制作された明珍宗介在銘の黒漆塗本小札紅糸威二枚胴童具足。
元服前の子供の為に制作された甲冑を童具足と呼称している。古来名だたる名将の嫡子に制作されたもので、当時でもよほど武事に熱心で、かつ裕福な大名でないと制作が叶わなかった事より、制作数そのものが甚だ少なく、かつ上記の事情により、残された作品はほとんどが大大名からの注文作であることから、頗る小型であるにもかかわらず総じて本格的に、むしろ大人用よりも贅を尽くして制作された入念作が多く、その資料的貴重さと相まって古来より大変珍重されている。本作は現代で言えば6、7歳頃の子供用に制作されたものか、九曜紋が据えられていることから細川家ゆかりの作品と思われる。本小札を華やかな紅糸で総毛引き威とし、各部の金具廻りは上質な赤銅で揃えられ、覆輪には入念な毛彫が添えられるなど、各部において一級の仕立てを施された最高級の童具足であり、重要文化資料に認定されている名品である。兜と面頰に明珍宗介の銘が記されており、認定書にある写真のごとく、近代まで各部大事に分解し、長く鎧櫃に収められて伝えられた作品であり、保存状態も申し分ない。

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