刀剣

飛騨守藤原氏房
Hida no kami Fujiwara Ujifusa

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

飛騨守藤原氏房 Hida no kami Fujiwara Ujifusa
  • NO.687
  • 銘文:飛騨守藤原氏房
  • Sign:Hida no kami Fujiwara no Ujifusa
  • 種別:白鞘薙刀 Naginata and Shirasaya
  • 寸法:1尺5寸8分半(48.0m)反り2.4cm 元幅 3.1cm  元重0.7cm
  • 時代:江戸時代初期ー尾張国(愛知県)
  • 価格:¥800,000

江戸時代初期、尾張国(愛知県)で徳川義直の抱え工として活躍した飛騨守氏房の薙刀。
飛騨守氏房は若狭守氏房の子として永禄十年(1567)美濃国関に生まれ、父若狭守氏房が尾張国清洲の城主、織田信長に従い近江国安土城下で駐鎚したのに伴い、信長の三男織田信孝の小姓として出仕し、父と共に織田信長に仕えた。信孝自害の後は浪人となり、天正十二年(1584)尾張国蟹江城主、佐久間正勝の幕下に、後に清洲城下に移り父について鍛刀を始めている。天正十九年(1591)に関白豊臣秀次が清洲の領主となり、氏房・政常・信高の三名が聚楽第で謁見が許され「飛騨守」を受領した。慶長十五年(1610)名古屋城築城とともに移住し、寛永八年(1631)正月、家督を嫡子「備前守氏房」に譲り同年十月二十七日に六十五歳で没した。
本作は頭の張った同時代の典型的な姿を示しつつ、焼幅広くのたれ調に互の目を交えて、帽子強く突き上げて尖って返るなど、同工の典型作である。同国の名工達には薙刀の優品が比較的多く残されているが、本作も流石に出来が優れた優品である。

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