刀装具

柳川直政
Yanagawa Naomasa

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀装具[N.B.T.H.K] Juyo Tousougu No.47

柳川直政Yanagawa Naomasa
  • NO.B134
  • 銘文:柳川直政(花押) 
  • Sign:Yanagawa Naomasa (Seal)
  • 時代:江戸時代中期ー武蔵国(東京都)
  • 価格:御売約 Sold Out

江戸時代中期に柳川一門事実上の開祖として活躍した柳川直政の重要刀装具指定作品。
柳川直政は元禄5年(1692)に江戸で生まれ、横谷宗珉に師事し一門の逸材として活躍、後に一派を興した。よって柳川派は横谷式の赤銅魚々子地に高彫色絵の技法を伝承し得意としており、特に直政の作品は師を彷彿とさせるものがあって力強く堂々としたものである。宝暦7年10月9日死去(1757)。66歳。号は宗円。
本作は赤銅魚子地に、肉厚な高彫工法と金銀の色絵で剽悍な虎を力強く彫り上げており、正面から睨みを効かせるどこか可愛らしい風貌の虎の姿態はまさに師、横谷宗珉の作品を彷彿とさせる同作中の優品である。※刀剣博物館並びに尚友会出品作品。


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