刀剣

長曽祢興里入道乕徹
Nagasone okisato nyudo Kotetsu

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token

長曽祢興里入道乕徹Nagasone okisato nyudo Kotetsu
  • No.A692
  • 銘文:長曽祢興里入道乕徹
  • Sign:Nagasone okisato nyudo Kotetsu
  • 種別:白鞘刀 Katana and Shirasaya
  • 寸法:2尺3寸6分(71.5cm)反り1.7 元幅3.2cm 先幅2.0cm元重0.6cm
  • 時代:江戸時代前期ー武蔵国(東京都)
  • 価格:どうぞお問い合わせください。

新刀東の横綱と称され、最高位の評価を与えられる長曽祢乕徹の作品。
長曽祢乕徹は元、越前の甲冑師であり、明暦2年頃江戸に出て刀鍛冶に転じ、その優れた鉄の鍛えから江戸を代表する名工と評価された刀工である。彼の作風は地鉄が強く、地刃が明るく冴えるのが特色で、その作刀の多くに焼き出しがあり、作風も前期には瓢箪刃と称される大小の互の目が繋がった刃を交え、後期には、焼きの出入りにあまり変化が見られず、頭の丸い互の目の連れた、いわゆる数珠刃と呼ばれる独特な乱れを焼いており、西の横綱、津田越前守助広、井上真改と並び、その技量は新刀中最高位に評価されている。
本作は元幅にくらべ先幅狭まり、反りの少ない寛文新刀の典型的な姿に、地鉄、良く練れて積んだ鍛えに、細かな地景を交え、刃文、小沸出来ののたれ調に所々霞のごとく二重刃がかり、厚く澄んだ美しい沸が柔らかくついて覇気に満ち、匂口は非常に明るく、帽子は綺麗にかえるなど、優れた作域を示した優品である。

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