刀剣

越前守助広
Echizen no kami Sukehiro

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K] Tokubetsui Hozon Token

越前守助広Echizen no kami Sukehiro
  • No.A722
  • 銘文:越前守助広
  • Sign:Echizen no kami Sukehiro
  • 種別:白鞘刀 Katana
  • 寸法:2尺5寸5分(77.2cm)反り2.7 元幅 3.2cm 先幅 2.1cm 元重0.7cm
  • 時代:江戸時代前期ー摂津国(大阪府)
  • 価格:¥4,000,000

津田越前守助広は、寛永14年(1637年)に摂州打出村(現芦屋市)に生まれ、通称を甚之丞といい、初代そぼろ助広の門に学び、明暦元年2代目を継いだ。作風は初期には石堂風の丁字乱れを、ついで互の目乱れ、さらに濤瀾乱れという独自の刃文を創始するに至り一世を風靡した。この新作風は当時の大阪新刀はもとより新々刀期の諸工にまで強く影響をあたえ、今なお彼の名を新刀西の大横綱として全国に知らしめている。
本作はその銘文より助広が二代目を襲名したばかりの明暦頃、20歳代最初期頃の作品で、2尺5寸を超える長寸で反りの高い優美な体配に、地鉄、小板目がよくつみ、地沸が微塵に厚くついて地景細やかによく入った美しい大阪地鉄を示し、刃文は匂口の深い互の目乱れを連続して焼き、帽子小丸に上手に返るなど全てにおいて完成された作域を既に示しており、天才刀工の非凡なる才能と製作への情熱、勢いを感じさせる優品である。

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