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備前国住長船祐定作 永禄十年八月日
Bizenkoku jyu Osafune Sukesada saku A.D.1567

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣[N.B.T.H.K] Hozon Token

備前国住長船祐定作 永禄十年八月日Bizenkoku jyu Osafune Sukesada saku A.D.1567
  • 銘文:備前国住長船祐定作 永禄十年八月日
  • Sign:Bizenkoku jyu Osafune Sukesada saku A.D.1567
  • 種別:拵付刀 Katana and Mounting
  • 寸法:2尺3寸3分(70.6cm)反り1.3cm 元幅3.2cm 先幅2.3cm元重0.6cm
  • 時代:室町時代後期ー備前国(岡山県)
  • 価格:御売約済み Sold Out

室町時代後期、勝光、清光と並び備前国、長船鍛冶の名人と称される長船祐定の作品。長船祐定は勝光・清光らと並び「末備前」と呼称される室町時代後期の備前鍛冶を代表する名工であり、末備前中、同じ祐定の銘を名乗る刀工は数多いが、中でも与三左衛門尉の俗名を冠する祐定が末備前中の最上工として知られて高名である。本作は俗名は添えられていないが、地鉄、小板目肌に所々杢肌を交え、地景強く入り、刃文、腰開きの互の目乱れに足・葉入り、金筋・砂流しを盛んに交えるなど盛んな働きを見せ、帽子は沸付いて先乱れ込んで掃きかけるなど常の作品に増して激しい働きを示した見所の多い優品である。附の拵は江戸時代に作られた時代物の黒漆塗打刀拵で、すっきりとした鉄鐔に窓を透かして真鍮象嵌の手法で格子に絡み付く瓢箪を表すなどの意匠に凝り、落ち着いた風情を醸し出している。
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