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濃州関住兼定作 大永二年壬午二月日
Noushu Seki jyu Kanesada saku A.D.1522

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣・保存刀装具 [N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

濃州関住兼定作 大永二年壬午二月日Noushu Seki jyu Kanesada saku A.D.1522
  • 銘文:濃州関住兼定作 大永二年壬午二月日
  • Sign:Noushu Seki jyu Kanesada saku A.D.1522
  • 種別:拵付刀 Katana and Mounting
  • 寸法:2尺8分(63.1cm)反り1.6cm 元幅3.0cm 先幅2.2cm 元重0.6cm
  • 時代:室町時代後期ー美濃国(岐阜県)
  • 価格:御売約済み Sold Out

孫六兼元と共に美濃関を代表する、濃州関住兼定の作品。
3代目兼定は定の字を疋と切るゆえ、「疋定」と呼ばれ、古来より美濃国の名工として知られており、大永、天文、弘治頃の作品が残されている。
本作は、元幅に比べて先幅狭まり、寸が短く、先反りのついた、片手打に適した室町時代後期の典型的な体配を示し、地鉄、小板目肌つみ、所々ながれて柾がかり、木肌交え、やや白けごころとなり、刃文は腰元から先の開いた互の目、尖り刃等を交えた関物の典型的な刃文を示しながら見事に匂口が整い、格調高い作風を示しており、流石関物の上工としての品格を示している。藤代義雄、松雄著 日本刀工辞典 古刀編に所載された同作中の名品である。附の拵は保存刀装具に指定された時代物の金梨子地鞘糸巻太刀拵で、金粉を密に敷いた金梨子地鞘に蒔絵と切金で三蓋菱紋を散らし、総金具は赤銅魚子地に桐紋を配した上手の糸巻太刀拵で保存状態も良好であり、内外共に優れた傑作である。
藤代義雄 松雄 著 日本刀工辞典 古刀編 所載
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