刀剣

備州長船康光 嘉吉二年二月日
Bishu osafune Yasumitsu A.D.1442

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

備州長船康光 嘉吉二年二月日Bishu osafune Yasumitsu A.D.1442
  • No.A820
  • 銘文:備州長船康光 嘉吉二年年二月日
  • Sign:Bishu osafune Yasumitsu A.D.1442
  • 種別:拵付脇差 Wakizashi and Mounting
  • 寸法:1尺5寸5分(47.1cm)反り1.1cm 元幅 2.9cm 先幅 1.8cm 元重0.7cm
  • 時代:室町時代初期ー備前国(岡山県)
  • 価格:¥1,650,000

現存稀な二代左京亮康光の在銘年紀入り作品。康光は盛光と並び「応永備前」と呼称される室町時代初期の備前鍛冶を代表する名工である。康光には応永からの年紀があり、通説では正長(1428年)以降のものが二代とされているが、一説には応永三十二年(1427年)以降とする説もある。初代右衛門尉康光と二代左京亮康光との区別には二代作が現存少なく、又銘字にも二人を分ける明確な差異が認め難いため、現在では年紀による区別に頼っている。筆者も過去真田家伝来と伝わる太刀一点を経眼するのみであるが、一般に二尺八寸にも及ぶ長大な太刀などがまま現存し、優れた腕を発揮したことが知られている刀匠である。
本作は身幅の割に寸が長く、先反りのついた大配に、地鉄、板目に杢目を交じえ、地景細かに入り、刃寄りに淡く乱れ映りが立ち、刃文は腰の開いた匂出来の乱れを基調とし、匂口明るく小沸つき、帽子も乱れ込んで尖ってかえるなど、永享備前に分類される二代康光の一作風を示しており、現存稀な同作の研究資料としても貴重な作品である。

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