鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K]Juyo Token No.69

- NO.924
- 銘文:無銘(則重)
- Sign:Mumei(Norisige)
- 種別:刀 Katana
- a寸法:2尺2寸4分(68.0cm)反り 2.0cm 元幅 2.7cm 先幅 1.8cm 元重0.6cm
- 時代:鎌倉時代ー越中国(富山県)
- 価格:御売約 Sold Out
越中国則重は新藤五国光の門下で、行光、正宗と同時代に相州伝を学んだといい、その後相州伝風を一層強調した個性的な作風を展開した刀工である。その作刀は太刀は稀で短刀が比較的多く、それらは小振り内反りで所謂「筍反り」と称される姿を示し、鍛は硬軟の鉄を組み合わせ、地景が頻りに現れ、板目が肌立ち、渦巻く肌を交える所謂「松川肌」となるなど非常に個性的な作風を展開した。
本作は大磨上であるが、なお反りが深くつき、もとは力強い太刀姿であったことを偲ばせる、地鉄は板目に杢を交えて太い地景が入り、総じて肌目が立っていわゆる「松皮肌」となり、刃文はよく沸つき、金筋・砂流しを盛んに交え、物打ちの焼き高く、帽子も深く健全で、同作中でも地鉄が上質な優品であり、相州伝の魅力を十全に伝えている。2025年細村正勝氏研磨。





