刀装具

六歌仙図鐔 銘 長常(花押)
Tsuba design of Six Masters
Signed by Nagatsune

鑑定書内容:(財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具 Certificate:NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

六歌仙図鐔 銘 長常(花押)Tsuba design of Six Masters Signed by Nagatsune
  • NO.B198
  • 銘文:長常(花押)
  • Sign:Nagatsune(Seal)
  • 時代:江戸時代-山城国(京都府)
  • 法量:7.1cm,6.9cm,0.5cm
  • 価格:御売約 Sold Out

江戸時代中期、京都金工の三傑と謳われた一宮長常の特別保存刀装具指定作品。
一宮長常は享保六年(1721年)に越前敦賀に生まれ滅金師となり、後に京に上り後藤系の保井高長に師事。初期は雪山と銘し、後に長常と改銘、含章子と号した。また、絵画を円山応挙の師として著名な石田幽汀に学んだ。後藤流の高彫も上手だが、平象嵌に片切彫でも名を馳せ、遂には「東の宗珉、西の長常」とまで謳われ、さらに鉄元堂正楽、大月光興と共に「京都金工の三傑」とも称えられる最高位の金工師の1人となった。天明六年(1786年)、66歳没。
本作は平安時代初期、在原業平、僧正遍昭、喜撰法師、大伴黒主、文屋康秀、小野小町の和歌を詠むことに勝れた六人の名人、六歌仙を細やかな毛彫で描いている。人物の毛並みや着物の図柄までもが鮮明にわかるよう精緻に掘られており、丁寧な仕事ぶりが手に取るようにわかる大変繊細な作品である。六歌仙の図は一宮長常彫物書帳に多種図案が残されており、掲出の如く本作の元となったと思われる下絵が残されており、実際の制作に至るまでにさらに加筆が加えられた事が窺われる。


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