刀装具

神吉深信 蘭花透鐔 
Kamiyoshi Fukanobu Tsuba
Design of Orchid

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Tousougu

神吉深信  蘭花透鐔 Kamiyoshi Fukanobu TsubaDesign of Orchid
  • NO.B213
  • 作者:神吉深信
  • Maker:Kamiyoshi Fukanobu
  • 時代:江戸時代-肥後国(熊本県)
  • 法量:7.5cm,7.5cm,0.5cm
  • 価格:¥550,000

江戸時代隆盛を誇った肥後国林派の神吉深信の特別保存刀装具指定作品。深信は寿平忠光の長男として天明六年(一七八六)に生まれる。はじめ国平と名乗り、文政四年(一八二一)父の没後に寿平と改名した。神吉家は林又七の流れであり、初代寿平正忠の時、藩命によって林家に入門し、肥後細川家の抱え工となった。忠光を初代として深信を二代、楽寿を三代として幕末にあって肥後金工の掉尾を飾った。本作は艶のある錆色の鉄磨地に満開の蘭の花弁と芯を六つ木瓜型に造形しており、丁寧な毛彫を添えて柔らかい風合いを醸し出している。本図案は林各代や他の肥後鐔には見られず、「神吉鐔繪本」に所載され、古来神吉家の創始であると云われる独自の意匠である。中心孔の状態より未使用と鑑せられ、二代深信の作であることを示す上方に4つ、下方に7つの鏨や製作当時の姿を今日に伝える大変貴重な逸品である。

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