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一方斎雅永作 葡萄図目貫
Ipposai Masanaga
Menuki desigh of grapes

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具[N.B.T.H.K]Hozon Tousougu

一方斎雅永作 葡萄図目貫Ipposai Masanaga Menuki desigh of grapes
  • NO.B229
  • 銘文:雅永
  • Sign:Masanaga
  • 時代:現代(1918-2005)
  • 価格:御売約 Sold Out


服部雅永作、葡萄図目貫の保存刀装具指定作品。
服部雅永は大正七年生まれの彫金師。横谷系の彫金師珉楽の子で四分一や赤銅地に花や桐紋を描いた刀装具、その技術を応用した帯留、紐タイなどの装身具、
銅板金に銀象嵌で絵画的文様を打ち出した額等を制作した。 
平成四年港区指定無形文化財保持者(彫金)の指定を受け(港区立郷土資料館「特別企画展 彫金 服部雅永・輝きの世界」図録参照)、 
晩年に至るまで刀装金工の技術をふるい、太刀拵の金具や金目貫などの製作に従事した。金工家飯村嘉章翁の協力者としても知られている。本作は金無垢地の葡萄図目貫で、古美濃に範をとったと鑑られるが、随所に独自の鏨を用いた工夫も見られた入念作であり、同作の優れた技量を余すところなく伝える名品である。自筆の箱書が添えられ、平成十九年尚友会に出品されている。

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