鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Tousougu

- NO.B236
- 作者:東龍斎清寿
- Maker : Tanaka Kiyotoshi (Touryu-sai)
- 銘文:竜法眼(花押)
- Sign:Ryu hogen(Seal)
- 時代:江戸時代後期ー武蔵国(東京都)
- 価格:¥660,000
江戸時代後期、江戸金工を代表する名工、東龍斎清寿の特別保存刀装具指定作品。
田中清寿は、幕末に東龍斎派という大流派を築いて活躍した巨匠で、時流に即した江戸前風の洒落で粋な作風を具現し、後藤一乗、加納夏雄と共に幕末三名工として賞讃されている。文化元年(1804年)に武州鐔工、田中房二郎の子として江戸で生まれ、後藤正乗のもとで修行し、親の号を踏襲して東龍斎と号した。自流、流自、我一格、一家式などの添銘をきり、弘化二年(1845年)に法橋に叙され、翌年は法眼に進む。多くの門人を養成すると共に数々の名作を世に生み出し、明治9年(1876年)、73歳で没した。