鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hoznon Tousougu
- NO.B247
- 作者 : 無銘 尾張
- Maker : Mumei Owari
- 江戸時代 17th Century
- 法量 縦:85.2mm 横:85.0mm 厚:6.5mm
- 価格:御売約 Sold Out
尾張鐔は金山鐔と並んで室町時代を代表する透鐔である。その鉄味の妙味さと奥深さで古来名鐔が多く、武士の美意識と生き様が投影され、堅牢で質実な作域を示した作品が数多く残されている。本作は左右対称で均衡の取れた図案の配置に堅牢な角耳の体配、鍛えの鉄味など尾張鐔の典型的な作風を示した優品であり、鉄の錆色が深く美しく、縦横がそれぞれ85mmに届く大ぶりで堂々たる点も本作の見どころである。