刀装具

投桐透鐔 西垣勘四郎
Nishigaki Kanshiro Tsuba with paulownia design

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具 [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Tousougu

投桐透鐔 西垣勘四郎Nishigaki Kanshiro Tsuba with paulownia design
  • NO.B261
  • 作者 : 西垣 勘四郎
  • Maker : Kanshiro Nishigaki
  • 江戸時代(17世紀)
  • 法量 縦:76.6mm 横:73.8mm 厚:5.3mm
  • 価格:お問い合わせください
  • 肥後金工大鑑所載196番 米野健一氏旧蔵品 第三回熊本の美術 肥後の金工所載品

江戸時代隆盛を誇った肥後国西垣派の初祖、西垣勘四郎の特別保存刀装具指定作品。
勘四郎は慶長十八年(1613)豊前国中津で神官の子として生まれた。のちに平田彦三の門人となり、相伝を得て独立、細川家の抱え工となり同年代の林又七と共に活躍した巨匠である。本作は肥後の掟もの、投桐の透鐔である。構図は一枝の桐を大きく面に投げ出すように配し、葉の広がりと枝の動きが見事に調和している。軽妙な印象を与えつつも鉄の質感が無類に良い同作極めの逸品である。



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