刀装具

柳樹白鷺鐔 銘 奈良宗有 行歳八十五
Tsuba with willow tree and white heron signed by Nara Soyu

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具 [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Tousougu

柳樹白鷺鐔 銘 奈良宗有 行歳八十五Tsuba with willow tree  and white heron signed by Nara Soyu
  • NO.B283
  • 銘:奈良宗有 行歳八十五
  • Inscription:Nara Soyu
  • 江戸時代初期
  • 法量:縦:80mm 横:78mm 厚:5.1mm
  • 価格:お問い合わせください。

江戸時代初期に奈良家2代目として活躍した奈良利治の特別保存刀装具指定作品。
奈良利治は利宗の子で、奈良家2代目、幕府御用を務め、横谷派に先立って町彫の基礎を確立、後年に宗有と号した。門流から利寿、安綱、乗意の名工を排出した功績は大きく、武州江戸住利治と銘して寛文三年、延宝四年の年紀を添えたものや、入道銘である宗有銘のものに行年七十一、そして本作の八十五歳と記した作があることが知られている。
本作は鉄地に柳の樹と白鷺が高彫で描かれ、裏には鍬を担ぐ農夫が描かれている。何気ない日常の風景を如実に描き出した作品であるが、八十五歳行年銘が添えられている点が特筆され、一説に同作中、行年銘を添えたものは3点が現存すると云われる。「奈良三作」によると宝永三年(1706)、行年七三歳と年号、行年を併記した作品があると記載されており、これを逆算するとその生年は寛永十一年(1634)で本作は享保三年(1718)の作という事になる。

行年銘から本作は1676享保年の作との

また行年銘から本作は1676年の作との説もある。「奈良三作」所載品 P561 箱書 日野松庵

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