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藤原国包勤作之 兼次込精心造之
安政二年八月日 鹿角試之

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣

藤原国包勤作之 兼次込精心造之安政二年八月日 鹿角試之
  • 銘文:藤原国包勤作之 兼次込精心造之
    安政二年八月日 鹿角試之
  • 種別:拵付刀
  • 寸法:2尺4寸4分弱(74.1cm)
  • 時代:幕末期ー陸奥国(宮城県)
  • 価格:御売約済み Sold Out

国包は大和保昌五郎の末流と称していた刀工で、文禄元年に生まれ伊達政宗の抱え鍛冶となり、越中守正俊の門に学んだとされている。以後明治まで十四代に渡り伊達家の抱え工として活躍した。作風は一貫して大和保昌伝に終始し、柾目を鍛え、直刃仕立てに打のけ、ほつれ、砂流し等がかかる。 兼次は二代国包門下の刀工で以後代々に渡り国包門下として活躍した刀工である。
本作は国包と弟子の兼次の合作で、地鉄は純然たる柾目、刃文のたれ調の互の目に金筋・砂流しを盛んに交え、帽子小丸に奇麗に返っている。本作が何代国包に該当するか確定することは難しいが、すこぶる出来がよく得意の柾目鍛えに刃は明るくさえ、銘文にある通りまさに精心の出来映えを示した傑作である。
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