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前田育徳会創立百周年記念 特別展「百万石!加賀前田家」

前田育徳会創立百周年記念 特別展「百万石!加賀前田家」

アメリカオーガスタで行われたマスターズゴルフの興奮と寝不足が覚めやらぬ中、「前田育徳会創立百周年」この単語を聞いただけでとてつもない作品が展示されるであろう事を期待せずにはいられない展覧会が上野の東京国立博物館で2026年4月14日から始まります。

内覧会で一足先に拝見してきた感想をお伝えします。

展示品リストはすでに国立博物館HPで公開中。
特別展「百万石!加賀前田家」 作品リスト (1.37MB) 

公式の案内には「令和8年(2026)、前田育徳会は創立百周年を迎えます。これを記念して、加賀前田家歴代当主の事績を振り返るとともに、旧蔵品を含めた加賀前田家伝来品の数々を紹介いたします。百万石の城下で花開いた技術と造形、知識と思想を通じて、今に続く加賀文化の美の真髄に迫ります。」とあり、素晴らしい書籍、海外、蒔絵、茶道具も展示されていますが、刀剣愛好家としてはどんな刀剣、刀装、刀装具、甲冑が見られるのか気になるところと思います。

まず顔となる展覧会最初の作品として登場するのが
重要文化財 金小札白糸素懸威胴丸具足 前田利家所用
展覧会の顔となる最初の作品として前田家の特徴を体現する豪華絢爛な名品がお出迎えです。
金具による装飾性を極限まで削り、実践様式に準拠しつつも前田家らしさを顕現した名甲冑は多くの来場者を感嘆させ、その後の加賀具足の傑作といえる歴代着用甲冑と壁一面に広がる陣羽織の配置は絶景でした。(展示風景の写真撮影は禁止ですので図録より)

数多くの名品が列挙される中、筆者が選ぶお薦め作品をご紹介すると
刀剣では
国宝 短刀 銘 行光
国宝 太刀 銘 光世先(大典太)茶皺革包糸巻太刀
名物三日月兼光に次いで名品と思われる
重要文化財 太刀 銘 備州長船住兼光 観応▫️年八月日(名物 福島兼光)など

刀装では
重要文化財 朱漆雲龍蒔絵大小(伝前田利家所用)
重要文化財 牡丹獅子造小さ刀(金具後藤祐乗)
桃山時代の華やかな気風を伝える名拵と足利将軍家伝来の祐乗金具を用いた傑作もついに実見できました。

そして今なお地板に留められたまま保存されている名品の刀装具の数々はぜひこの機会に御鑑賞頂きたい。

会場入口手前のカフェスペースでは前田家ゆかりの刀剣男士もお出迎え。

例の如く展覧会図録は驚異の重量を誇りますのでお荷物控えめでお出かけください。
展覧会期間
2026年4月14日(火) ~ 2026年6月7日(日)
平成館 特別展示室

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