刀剣

備州長船重吉 明徳三年十月日
丹波篠山藩青山家伝来、蟹仙洞美術館旧蔵品
Bishu Osafune Shigeyoshi A.D.1392
From Kanisendo Museum Collection

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K]Juyo Token No.69

備州長船重吉 明徳三年十月日 丹波篠山藩青山家伝来、蟹仙洞美術館旧蔵品Bishu Osafune Shigeyoshi A.D.1392From Kanisendo Museum Collection
  • No.916
  • 銘文:備州長船重吉 明徳三年十月日
  • Sign:Bishu Osafune Shigeyoshi
  • 種別:拵付太刀 Tachi and Mounting
  • 寸法:2尺1分(60.9cm)反り2 0.cm 元幅 2.6cm 先幅 1.8cm 元重 0.6cm
  • 時代:南北朝時代ー備前国(岡山県)
  • 価格:¥8,800,000
  • 丹波篠山藩青山家伝来、山形県蟹仙洞美術館旧蔵品

南北朝時代に活躍した備前国重吉の重要刀剣指定作品。
長船重吉は銘鑑によると、鎌倉時代後期から南北朝時代最末期の明徳まで数代挙げているが、 明徳頃の重吉以外の作品は殆ど確認されて いない。世上に残る多くの長船重吉の作品は、銘振りや作風より、所謂反り物と通称される刀工群の一人として考えられている。 また、年紀には明徳の他に応永元年の作品なども知られており、 小反り物から応永備前への移行期に活躍した刀工と見なすことが出来る。この太刀は、板目にを交えてやや肌立ち、乱れ映りが鮮明に現れ、匂勝ちの小のたれを主調とし、そこに多種の刃を交えてこずんだ刃文は、 如何にも小反り一類らしい作風で、出来映えも秀でている。 加えて、在銘年紀作であることは、作品の少ない同工の作風を知る上でも資料性が高く、大変好ましいものである。 区送りながらも、元孔と銘字の位置関係及び反りの高い姿から、太刀として作成されたものと確認し得るが、 刀工銘を刀銘に切っていることが珍しく、 この期の希少な作例として注目される。 なお、本作には江戸時代後期と鑑せられる青山菊紋を散らした金梨子地糸巻太刀拵も付帯 しており、藩政時代は青山家に伝来したことがわかる。近世では山形県蟹仙洞美術館に旧蔵されていた名品である。※山形県蟹仙洞(かいせんどう)は、山形県上山市矢来にあった美術館。製糸業を経営していた長谷川謙三が収集した日本刀や中国の明・清時代の漆工芸品のコレクションを国の重要文化財指定品を含め、約4,000点を収蔵・展示していた。https://online.bunka.go.jp/museums/detail/11919

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