刀剣

備州長船住重真 延文三年一二月日
伊達家伝来品
Bishu Osafune ju Shigezane A.D.1358
From Date Family

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K] Juyo Token No.15

備州長船住重真 延文三年一二月日伊達家伝来品Bishu Osafune ju Shigezane A.D.1358From Date Family
  • No.950
  • 銘文:備州長船住重真 延文三年一二月日
  • Sign:Bishu Osafune ju Shigezane A.D.1358
  • 種別:太刀 Tachi
  • 寸法:2尺6寸7分(81.0cm)反り 2.9cm 元幅 3.2cm 先幅 2.1cm 元重 6.5mm
  • 時代:南北朝時代ー備前国(岡山県)
  • 来歴:剣槍秘録所載、伊達家伝来品
  • 価格:¥33,000,000


備前国長船派の重真は、一説に、元重の弟と伝え、作刀にみる製作年紀は、鎌倉時代末葉の嘉暦二年より南北朝中期の延文四年に及んでいる。その作風は、板目に流れ肌や地斑を交えた鍛えを見せ、刃文は直刃調に角張る互の目が目立ち、帽子は尖る等、総じて元重と同様の出来口をあらわしている。本作は重真の生ぶ有銘の太刀であり、しかも延文三年紀がある。南北朝中期、延文、貞治頃の作品は日本刀史上最も長寸な体配が流行り、豪壮なる優品が多く制作された時期であるが、のちに磨上られ、短くなったり、無銘になってしまった物が殆どである中、本作の如く、生茎で残された作は頗る希少であり、また延文三年の年紀が記されていることも作例の少ない同作の研究上も大変貴重である。作風は元重よりも華やかな作域を示しており、丁子乱に互の目を交え、刃中に足・葉しきりに入って金筋・砂流しがかかり、乱れ映りが立っている。長寸で堂々とした生の太刀姿に華やかな乱れ刃を焼いた同作中の傑作であり、藩政時代は伊達家に伝来したと云われ同家の刀剣台帳として知られる剣槍秘録によれば家臣の鈴木文治より献上された記載が残されており、同家の家紋である堅三引両と九曜紋の鎺が添えられている。

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