刀装具

B084 朱塗金粉研出地丸に桐・九曜紋散蒔絵鞘脇差拵 銘 小林隆忠(花押)

鑑定書内容:鑑定書 :(財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具 Certificate:NBTHK Tokubetdu Hozon Paper

B084 朱塗金粉研出地丸に桐・九曜紋散蒔絵鞘脇差拵 銘 小林隆忠(花押)
  • No.:B084
  • 朱塗金粉研出地丸に桐・九曜紋散蒔絵鞘脇差拵
    銘 小林隆忠(花押)
  • 江戸時代 19th Century
  • 価格:御売約 Sold Out

肥後金工、小林隆忠在銘の華麗な脇差拵。
小林隆忠は細川家の抱工で、安政頃に活躍した魚子師である。本作は朱鞘地に桐紋・九曜紋を金蒔絵で施し、鐔、小柄、縁頭は赤銅魚子地に九曜紋を金象嵌し、縁に小林隆忠(花押)と銘が有る。隆忠在銘作は希少で、目貫は二匹狗児で赤銅地容彫、金色絵の古作である。総金具における魚子は非常に微細で美しく、鐔の図柄は大きさの違う魚子の絶妙なる組み合わせにより描かれており、流石は細川家に抱えられた魚子師の作品である。福岡一文字の拵と伝えらる脇差拵で蒔絵の配色を陰、陽、1つずつ変化させる等工夫を凝らした華麗な作である。
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