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D080 金梨子地鶴高蒔絵亀甲に花菱紋繋ぎ鞍鐙 銘 大永五年二月日 花押
Abumi and Kura with design of Crane and hanabishi takamakie A.D.1525 kaou

鑑定書内容:社団法人 日本甲冑武具研究保存会 重要文化資料 Certificate:Japan Kacchubugu Research and preservation Jyuyo Bunka Shiryo

D080 金梨子地鶴高蒔絵亀甲に花菱紋繋ぎ鞍鐙  銘 大永五年二月日 花押Abumi and Kura with design of Crane and hanabishi takamakie A.D.1525 kaou
  • No.:D080
  • 金梨子地鶴高蒔絵亀甲に花菱紋繋ぎ鞍鐙
    銘 大永五年二月日 花押
    Abumi and Kura with design of Crane and hanabishi takamakie A.D.1525 kaou
  • 室町時代 16 th Century
  • 価格:御売約 Sold Out

室町時代に制作された金梨子地鶴高蒔絵亀甲に花菱紋繋ぎ鞍鐙。
本作は室町時代に制作された基盤を用い、江戸時代に蒔絵による装飾を施された作品である。総体を金梨子地に塗り、前輪(まえわ)、後輪(しずわ)の表面を亀甲に花菱紋で覆い、肉厚の金蒔絵で飛翔する鶴の意匠を加飾した水干鞍(すいかんぐら)である。居木裏に「大永五年二月日 花押」と黒漆による銘文ならびに花押があり、1525年に制作されたことがわかる。室町時代に制作された優れた鞍の多くは材料が良質で制作技術にも優れており、その希少性からわずかに残る作品は江戸時代に改めて当時の優れた蒔絵技術により華麗に華飾され、各大名家にて所蔵された。本作はその一例で、素地の成形、梨地の質、蒔絵の技法に至る全てに於いて最高峰の技術を持って制作された傑作である。
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