刀剣界ニュース

日刀保と刀文協が会談

五月十八日、東京都内の会議場において、日本美術刀剣保存協会(日刀保)と日本刀文化振興協会(刀文協)の両公益財団法人首脳による懇談会が開かれました。
 日刀保からは小野裕会長・柴原勤専務理事・福本富雄常務理事・後藤安孝事務局長、刀文協からは河端照孝特別顧問・高山一之理事・小野博理事・倉持正理事のそれぞれ四名が出席しました。
 また、刀剣界の一翼を担う当組合にもオブザーバーとして出席の要請があり、深海理事長・冥賀理事・服部理事が参加しました。もしかして刀剣界の歴史的瞬間が訪れるかもしれないと期待しつつ、会談の推移を見守りました。
 まず日刀保・小野会長より、本日参集した意義が確認され、「今後、日刀保・刀文協・刀剣商組合が手を携え、三位一体となって、厳しい景況にある刀剣界の活性化を図っていきましょう」との提言がありました。
 団体の歴史は浅いものの、一年半前に公益認定を得ている刀文協からは、発足時の状況から現在までの説明がありました。
 その後、これからのあり方について意見が交わされ、
刀文協と日刀保は、刀剣界発展のため共存共栄で行く
コンクール事業や技能講習会事業など、共通する分野については、双方で定期的に会合を持ち検討するための委員会
 五月十八日、東京都内の会議場において、日本美術刀剣保存協会(日刀保)と日本刀文化振興協会(刀文協)の両公益財団法人首脳による懇談会が開かれました。
 日刀保からは小野裕会長・柴原勤専務理事・福本富雄常務理事・後藤安孝事務局長、刀文協からは河端照孝特別顧問・高山一之理事・小野博理事・倉持正理事のそれぞれ四名が出席しました。
 また、刀剣界の一翼を担う当組合にもオブザーバーとして出席の要請があり、深海理事長・冥賀理事・服部理事が参加しました。もしかして刀剣界の歴史的瞬間が訪れるかもしれないと期待しつつ、会談の推移を見守を立ち上げるの二項目が合意されました。
意見交換の中で当組合からも「新作刀のみならず、研磨・外装などのコンクールを、両協会で一本化して開催できないものか」と提言させていただきました。
 第一回の懇談会は、最後に小野会長と河端特別顧問が握手を交わし、一時間ほどで終了しました。(服部暁治)

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