刀剣

和泉守藤原国貞 井上真改大鑑所載品
Izumi no kami Fujiwara Kunisada

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

和泉守藤原国貞 井上真改大鑑所載品Izumi no kami Fujiwara Kunisada
  • No.797
  • 銘文:和泉守藤原国貞
  • Sign:Izumi no kami Fujiwara Kunisada
  • 種別:脇差   Wakizashi
  • 寸法:1尺4寸(42.4cm)反り1.1cm 元幅3.7cm 先幅3.5cm 元重0.6cm
  • 時代:江戸時代初期ー摂津国(大阪府)
  • 価格:¥2,000,000
  • 井上真改大鑑所載品

江戸時代前期、摂津国を代表する名工、和泉守国貞の作品。
和泉守国貞は京都の堀川国広門下であり、後に大阪に移住、河内守国助と共に大阪新刀の基礎を作った名工である。また堀川一門中、彫物の名手としても知られており、まま特徴的な彫物の添えられた作品が存在する。
本作はまさにその典型作で、身幅特に広く、大鋒に結んだ豪壮で堂々たる体配に、刃文は得意の沸出来ののたれ乱れに飛焼きを交え、腰元の櫃内には蓑亀に乗り、柄杓と杯を持った猩猩が彫られている。猩猩は中国における想像上の動物で、酒を好むとの事より酒飲みの異名でもある。同作の脇指中、他に例を見ないほどの豪壮な出来栄えを示した快新作であるが、何よりも酒器を抱え、意気揚々と出かける猩猩の表情が堪らなく愛嬌があり微笑ましい。何処の酒豪の注文であろうか、期せずして感染症の流行で気軽に飲み歩けなくなってしまった今日であるが、またこの猩々のように楽しく出かけられる日が待ち遠しいものである。

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