甲冑武具

黒漆塗桶川二枚胴胸取具足 早乙女家忠 佐伯毛利家伝来
Red-laced armor Okegawa Nimaidou Gusoku From Mouri Family

鑑定書内容:社団法人 日本甲冑武具研究保存会 重要文化資料

黒漆塗桶川二枚胴胸取具足 早乙女家忠 佐伯毛利家伝来Red-laced armor Okegawa Nimaidou Gusoku From Mouri Family
  • No.D121
  • 黒漆塗桶川二枚胴胸取具足
  • Red-laced armor Okegawa Nimaidou Gusoku
  • 作者 : 常州住早乙女家忠
  • Maker : Saotome Ietada
  • 伝来 : 豊後国海部郡佐伯毛利家伝来
  • Histoly : :From Mouri Family
  • 江戸時代中期 17th Century
  • 価格:¥25,000,000

江戸時代中期に制作された早乙女家忠在銘の鉄黒漆塗桶川二枚胴胸取具足の重要文化資料認定作品。
兜は鉄黒漆塗六十二間小星兜で鉢裏、後正中に「常州住早乙女家忠」と刻銘があり、各部に「丸に矢筈」据紋が打たれている。家忠は銘鑑によると室町時代後期から江戸時代にかけて数代襲名した常陸国に住した早乙女派の甲冑師で上上位に鑑されている名工である。本作は兜は家忠作であるが、胴や小田原籠手、鍬形の形式等は先に掲載した同家伝来の甲冑と全く同じであり、それぞれ明珍、早乙女と注文先を変えながらも同家好みの形式が世襲されている事がうかがわれる。草摺を本小札として末板を打ち、眉庇には絵革貼りの上に赤銅牡丹透の金物を伏せるなど、各部に添えられた金具、板札などの仕立てはより豪華絢爛になっており、保存状態も良好、伝来と同時に同家に引き継がれた形式の変遷も伺い知る事のできる資料的にも大変貴重な優品である。付けたりの覚書は貞享五年の発行で、甲冑師、早乙女家忠が本甲冑を伊勢守(三代藩主毛利高直と思われる)の注文にて大判五十枚の大枚にて製作した旨が残されている。



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