鑑定書内容：財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣[N.B.T.H.K] Hozon Token

• 銘文：備州長船祐定
• Sign：Bishu Osafune Sukesada
• 種別：拵付刀 Katana and Mounting
• 寸法：2尺2寸(66.6cm)反り2.8cm 元幅3.2cm 先幅2.4cm 元重0.8cm
• 時代：室町時代後期ー備前国(岡山県)
• 価格：御売約済み Sold Out

室町時代後期、勝光、清光と並び備前国、長船鍛冶の名人と称される長船祐定の作品。長船祐定は勝光・清光らと並び「末備前」と呼称される室町時代後期の備前鍛冶を代表する名工であり、末備前中、同じ祐定の銘を名乗る刀工は数多いが、中でも与三左衛門尉の俗名を冠する祐定が末備前中の最上工として知られて高名である。本作は俗名は添えられていないが、身幅広く、特に重ね厚く、ずっしりと手持ちが重く豪壮な体配を示し、刃文、小互の目に丁字、小足、葉などの働きが盛んに入って二重刃がかり、地鉄、小板目肌つんで所々流肌を交えるなど、豪壮で上手の作域を示した優品である。