刀剣

若州住冬広作 
天正八年二月吉日 八幡大菩薩 十大
Jyakushu Ju Fuyuhiro Saku Dated 1580

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K] Juyo Token No.64

若州住冬広作 天正八年二月吉日 八幡大菩薩 十大 Jyakushu Ju Fuyuhiro Saku Dated 1580
  • No.894
  • 銘文:若州住冬広作 天正八年二月吉日八幡大菩薩 十大
  • Sign:Jyakushu Ju Fuyuhiro Saku Dated 1580
  • 種別:刀 Katana
  • 寸法:2尺4寸6分(74.6cm)反り2.4cm 元幅3.2cm 先幅2.4cm 元重0.7cm
  • 時代:室町時代ー若狭国(福井県)
  • 価格:¥5,500,000
  • 優秀刀図譜所載品
  • 2025年1月7日(火)〜4月6日(日)まで本能寺、大寶殿宝物館にて開催中の「信長が愛した刀とその時代の刀剣展」にて展示中です。皆様ぜひお出かけください。

室町時代に若狭国で活躍した刀工、冬広の重要刀剣指定作品。
冬広は相州広次三代目の子で康正頃(1455年〜)に若州小浜に移住したと伝え、以後その名跡を新々刀期まで伝えた名家である。古刀期の冬広作には末相州風の物と末備前風の作域を示した物との二様が残されている。
本作は長寸で幅の広い豪壮な大配に、地鉄、板目に杢肌交え、地沸厚くついて地景細かに入り、刃文、焼幅の広いのたれに互の目、丁子乱れを交え、金筋・砂流しがかるなど同作の典型的な作風を示しながらも特に状態が健全で、ほとんど研ぎ減りを感じさせない同作を代表する優品である。

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