刀剣

片山一文字
Katayama Ichimonji

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K] Juyo Token No.64

片山一文字Katayama Ichimonji
  • No.744
  • 銘文:無銘(片山一文字)
  • Sign:Mumei(Katayama Ichimonji)
  • 種別:脇差 Wakizashi
  • 寸法:1尺8寸1分(55.0cm)反り1.1cm 元幅 3.1cm 先幅 2.7cm 元重 0.5cm
  • 時代:鎌倉時代ー備前国(岡山県)
  • 価格:¥4,000,000

備前片山一文字の作と極められた重要刀剣指定作品。
片山一文字派は福岡一文字派の則房が同じく備前国片山の地に移住して一派をなしたと云われている。同派の見所は地鉄が強く冴え、丁子乱れの中にまま逆がかった刃が交じるといい、則房以外に確かな在銘作は判明していないが古来薙刀の名品が多く同派に極められており、上杉神社所蔵の薙刀などが同派極めで重要文化財に指定されている。
本作は薙刀直しの脇差で、地鉄、小板目肌良くつんで乱れ写りがたち、刃文は小丁子に小互の目が交じって所々逆がかるなど同派の特徴が顕著に表れている。藩政時代には長守(長義の子)に極められ本阿弥光勇の折紙が付帯しているが、令和の極めは片山一文字となった、仔細に見れば上記の見所から納得の極めであり、葆光(神津博)鞘書にも「傑作なり」と称えられた名品である。


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