刀剣

鍋島乕徹
Nabeshima Kotetsu

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別重要刀剣[N.B.T.H.K] Tokubetsu Jyuyo TokenNo.21

鍋島乕徹Nabeshima Kotetsu
  • No.747
  • 銘文:長曽袮興里入道乕徹(号鍋島乕徹)
  • Sign:Nakasone Okisato Nyudo Kotetsu(Gou:Nabeshima Kotetsu)
  • 種別:拵付刀 Katana and Mounting
  • 寸法:2尺4寸3分(73.8cm)反り1.4cm 元幅 3.0cm 先幅 2.0cm 元重0.7cm
  • 時代:江戸時代ー武蔵国(東京都)
  • 価格:¥40,000,000(JPY)
  • 伝来:肥前国鍋島家
  • 乕徹大鑑所載品


新刀東の横綱と称され、最高位の評価を与えられる長曽祢乕徹の特別重要刀剣指定作品。
長曽祢乕徹は元、越前の甲冑師であり、明暦2年頃江戸に出て刀鍛冶に転じ、その優れた鉄の鍛えから江戸を代表する名工と評価された刀工である。彼の作風は地鉄が強く、地刃が明るく冴えるのが特色で、その作刀の多くに焼き出しがあり、作風も前期には瓢箪刃と称される大小の互の目が繋がった刃を交え、後期には、焼きの出入りにあまり変化が見られず、頭の丸い互の目の連れた、いわゆる数珠刃と呼ばれる独特な乱れを焼いており、西の横綱、津田越前守助広、井上真改と並び、その技量は新刀中最高位に評価されている。
本作は銘文から寛文8年秋頃の作と鑑せられ、常の同作に比べて重ね厚く重厚な体配を示しながらも、元幅にくらべ先幅の狭まり、反りの少ない寛文新刀の掟どおりの姿に、地鉄、良く練れて積んだ鍛えに、細かな地景を交え、刃文、小沸出来ののたれ調に互の目、数珠刃を交えて焼き高く、匂い深く、厚く澄んだ美しい沸が柔らかくついて覇気に満ち、匂口は非常に明るく、彼の本領が遺憾無く発揮された同作中会心の一振りである。肥前国鍋島家伝来で鍋島乕徹の異名を持つ。

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