甲冑武具

白糸縅革包二枚胴具足 加州住宗孝作
Nimaido Armor
signed by Kashu ju Munetaka

白糸縅革包二枚胴具足 加州住宗孝作 Nimaido Armor signed by Kashu ju Munetaka
  • No.D117
  • 白糸縅革包二枚胴具足
  • White Lace Nimaido Gusoku
  • 銘 : 加州住宗孝作
  • Sign : Kashujyu Munetaka saku
  • 江戸時代中期 18th Century
  • 価格:¥14,000,000

江戸時代に制作された加州宗孝在銘の白糸縅革包二枚胴具足。
加賀国(石川県)は百万石の大名前田家の庇護の元、加賀蒔絵、加賀友禅、そして加賀象嵌など華やかな芸術が尊ばれた土地であるが、本作も同国の気風を示し、独自の手法を用いて緻密かつ豪華絢爛に制作された優品である。
兜は鍛えの良い62枚の鉄を寄り合わせた六十二間筋兜であるが、眉庇と吹返を金唐革押とし魚子の上に華麗に舞う鳳凰を描き、二重吹返の一つを朱塗革包みとすることで一層金地が鮮やかに映えている。胴や袖の絵韋部も同手法で鮮やかに彩られており、各部の覆輪も通常は赤銅に毛彫を施すものが多いが、本作は文様を浮き上がらせる独特な手法で仕上げられ、板札も同国物によく見られる平山道頭を用いるなど、各所に特徴的な手法が用いられている。面具に「加州住宗孝作」と銘があり、宗孝は銘鑑によると江戸時代中期、加賀国の甲冑師で上作とされている。随所に丸に揚羽蝶紋が配されているが、池田家ゆかりのものであろうか。入念かつ豪華絢爛に制作された見事な甲冑である。

 








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