刀剣

備前国住長船与三左衛門尉祐定 為石若作之 大永二年二月吉日
Bizenkoku Yosousaemon no jyo Sukesada A.D.1522

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣
[N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token

備前国住長船与三左衛門尉祐定 為石若作之 大永二年二月吉日Bizenkoku Yosousaemon no jyo Sukesada A.D.1522
  • No.A755
  • 銘文:備前国住長船与三左衛門尉祐定 為石若作之 大永二年二月吉日
  • Sign:Bizen koku jyu Osafune Yosouzaemon no jyo Sukesada Saku A.D. 1522 Order for Ishiwaka
  • 種別:短刀 Tanto and Shirasaya
  • 寸法:7寸3分(22.4cm)反り 0.0cm 元幅 2.1cm 元重0.7cm
  • 時代:室町時代後期ー備前国(岡山県)
  • 価格:¥4,000,000

室町時代後期、数多存在する末備前刀工中、最高峰に君臨する与三左衛門尉祐定の作品。長船祐定は勝光・清光らと並び「末備前」と呼称される室町時代後期の備前鍛冶を代表する名工であり、末備前中、同じ祐定の銘を名乗る刀工は数多いが、中でも与三左衛門尉の俗名を冠する祐定が末備前中、技量、知名度共に最上工として知られて高名である。
本作は与三左衛門尉祐定の大永年紀入りの作品で、小振りでやや重ねの厚い同時代の典型的な体配に、刃文、腰元は互の目乱れに、上半を直刃を焼き、帽子は小丸に綺麗に返り、大きく焼き下げ、地鉄は小板目肌よくつみ、細かな地景がよく入っている。火炎不動と護摩箸を腰元に据え、姿は優しく、刃文は明るく匂い深く、大きく焼き下げながらも実に上品に纏められ、地鉄も抜群に明るく冴えている。全てにおいて完璧な仕上がりを見せており、大永二年、与三左衛門尉祐定56歳の円熟した技量を顕示した同作中の優品である。

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