刀剣

肥前国住近江大掾藤原忠広 正保二年八月吉日
Hizenkoku oumidaijyo fujiwara Tadahiro A.D.1645

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

肥前国住近江大掾藤原忠広 正保二年八月吉日Hizenkoku oumidaijyo fujiwara Tadahiro A.D.1645
  • NO.766
  • 銘文:肥前国住近江大掾藤原忠広 正保二年八月吉日
  • Sign:Hizenkoku oumidaijyo fujiwara Tadahiro A.D.1645
  • 種別:拵付刀 Katana and Mounting
  • 寸法:2尺2寸4分(67.9cm)反り2.2cm 元幅3.0cm 先幅1.9cm 元重0.7cm
  • 時代:江戸時代前期ー肥前国(佐賀県)
  • 価格:¥2,000,000


初代忠吉の嫡子、2代近江大掾忠広の特別保存刀剣指定作品。
近江大掾忠広は江戸時代における刀剣製作の最大流派の一つ肥前一門の二代目当主であり、寛永9年父が没した時は未だ19歳の青年であったが、同9年から作刀が見られ、寛永18年7月に近江大掾を受領し、元禄6年81歳で没している。この間、作刀歴は60余年におよび、肥前刀工中最も多くの作品を遺している。
本作は正保2年の年紀より、忠広23歳、壮年期の作品であることがわかる。反り高く、小鋒に結んだ優美な体配に、地鉄、小板目肌に地沸が微塵によくつき、地景が細かに入ったいわゆる「小糠肌」に、刃文、匂深い直刃を焼くなど2代忠広の得意とした作風を既によく顕示しており、かつ通常同作の作品は定型化した同寸の物が多い中、本作は特に反り高く、小鋒に纏め、銘文にも年紀を添えているなどの点から特別な注文による制作と鑑られ、流石に地刃明るく、同作中でも優れた作域を示している。揃い金具を武者図で纏められた拵が付帯している。


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