刀装具

費長房・長伯房図小柄 
銘 紋光乗光理 附同折紙
Kozuka design of Hermit
Signed by Kouri made by Gotou Koujyo

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀装具[N.B.T.H.K]Juyo Tosougu No.28

費長房・長伯房図小柄 銘 紋光乗光理 附同折紙 Kozuka design of Hermit Signed by Kouri made by  Gotou Koujyo
  • NO.B161
  • 作者:後藤光乗光家
  • 銘文:紋光乗光理(花押)
  • Maker:Gotou Koujyo
  • 時代:室町時代 (1529-1620)
  • 価格:¥2,500,000
  • 附光理折紙

後藤家四代目、光乗作小柄の重要刀装具指定作品。
光乗は三代乗真の嫡男で、享禄二年に生まれ、はじめ足利将軍に仕えたが、のち織田信長に仕え、天正九年には世界最大の金貨である大判(拾両)の製造を任ぜられている。後藤家の中でも祐乗、光乗、顕乗の三人を後藤家三作の名人として称賛しており、特に同作の作風は上三代には見られなかった武者人物など絵風のものが多く、また龍、獅子なども誠に立体感があり優れている。
掲出の小柄は後藤家十二代光理によって四代光乗の作と極められた費長房・長伯房の二仙人図である。鶴に乗ったのが費長房、舟を漕いでいるのは長伯房である。加賀前田家、延宝の記録に「古法眼下絵ヲ以之彫申候。」と長白房図を彫った旨の記録がある。古法眼とは室町時代の天才絵師、狩野元信のことであり、光乗はこの図の他にも古法眼下絵により、次々と絵風で斬新な作品を世に送り出した天才金工であった。絵師と交流を結び名作を生み出すことは江戸時代多くの金工家が行ったが、光乗は室町時代においてすでにその先鞭を付けていた事が確認でき、本作はまさにそれを実証する好例の一つである。十二代光理代百貫の折紙が付帯し、「後藤家十七代」に所載の優品である。

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